松山校
教室長 長谷川 充洋
「授業についていけない・・・ToT」「わからない所がわからない・・・ToT」学校生活でなやめる諸君!まずは名学館に駆け込もう!才気、情熱溢れる講師陣がじっくり君の悩みに付き合います。
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2008/04/03
数学は言語?
3月31日付日経新聞より名古屋大学教授 浪川幸彦教授の論説
=新指導要領 私はこうみる「数学力は言語力」視野に=を以下抜粋します。

「例えば、前回改訂で、理解困難という理由で先送りあるいは削除された、「比の値」や「進化」といった大切な概念が今回復活したが、それは複数学年で繰り返し学ぶ「スパイラル学習」の有効性が、文部科学省の特定課題調査(05年)で実証されたからである。〜日本数学会による学力低下の最初の指摘の中で、下がった学力として、「論理的抽象的思考力などの数学的な考え方」に次いで、「日本語の能力や読解力など数学以前の基礎的能力」がすでに挙げられていたのである。
なぜ数学者がこうした感覚を持っていたのだろうか。それは数学が「言語」だからである。数学は数、文字、記号、数学用語など限られた単語を用い、数式や命題という文を書く。「計算」「証明」は、演繹的推論という厳密な文法に従った文章である。数学が自然現象を正確かつ的確に言い表すのに適した言語だから、自然科学は数式を用いて理論を記述するのである。〜算数・数学教育では、言語としての数学の性格を、教える側自身がもっとはっきり自覚する必要がある。」

どんな思考作業も言語を通して行われるのだから、国語教育が基礎になるのはモチロンのこと、「数学力は言語力」と捉えると「私は文系やから数学全くダメー」的イメージも少し変わっていくのではないでしょうか?
2008/04/03 17:15:18

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