小幡校
永井 克典
「考える力」「学ぶ力」そして「生きていく力」。子ども達が自分の夢を実現するために本当に必要なもの。これらを学習を通して身に付けて欲しい。生徒の笑顔と元気な声があふれる小幡校で一緒に学びましょう。
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2012/07/13
激しい憤り
久しぶりのブログ更新です。お久しぶりです。担当の角田です。


最近ニュースで滋賀県大津市で起きたイジメ問題について報道されているのを見ました。
新聞にも載っており、隅々まで読みました。

イジメによる自殺。あとを絶ちません。
前途ある学生たちが、命を投げ出さなければならない理由。
「塾」という教育現場で、生徒を預かる身である私は、イジメのニュースはいつも胸を痛めています。
どうしようもなくなって、結果生きることを諦めてしまったのか、と思うと涙が溢れてきます。

イジメは許せません。
ケンカは仕方が無いです。人間同士ですし、意見の対立はあると思います。
ですがイジメは絶対に許せません。
集団で個人を攻撃することが有り得ない。

しかし、今回の大津市の事件で一番許せないのは、自殺した少年の周りにいた大人たちです。


報道されている話を元に意見します。


少年が暴行を受けていたとき、周りの生徒が先生に「止めさせてください」と言ったところ、先生は殴る蹴るしているイジメている生徒に対して「ほどほどにしておけよ」ぐらいしか言わなかった。

顔を腫らして、助けを求める少年を見ても「じゃれあっているだけだと思った」と言ったそうです。


少年が亡くなった後の生徒アンケートの中で「イジメがあった」と回答した生徒が百人規模でいて、しかし「イジメに気づかなかった」と答えたのはその学校に勤める全ての教員。
普段何を見て教育・指導をしてきたのでしょうか。

自殺の練習をさせられていた現場を見た、と何人もの生徒が目撃しており、それに対しても「そんな事実は無い。」「それは嘘だ」と事実を否定する校長。

少年のお父さんが警察に被害届を出しに行っても受理されず。教育委員会に行っても取り合ってもらえず。


異常です。はっきり言って異常です。


イジメは許せません。ですが、一番異常なのは本来子供守る立場にある行政の人間が、助けを求める子供を見放した事実。
イジメに苦しんで、なんとか助けてほしいと願っても、子供同士ではなんともならないんです。だから大人を頼るのに。先生を頼るのに・・・

このニュース、連日新事実が発覚していきます。
知れば知るほど行政に対する怒りがこみ上げてきます。
どうして守ってあげられなかったのか。本当に許せません。


この事件をひとつきっかけに、どうかもう二度と守られべき子供が犠牲にならないことを切に願います。
2012/07/13 17:32:21

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