【2024年度版】通関士の資格試験合格のためのおすすめ通信講座を徹底解説!

「通関士の資格を取得したいけど、おすすめの通信講座がわからない」
「通関士になるために通信講座へ通ったら、いくらくらいかかる？」

通関士の資格は取得難易度が高いことで知られており、通信講座を使って試験勉強をしたいという人も多いのではないでしょうか。

通関士は業務に従事するために国家資格を必要とし、税関を通すのに必要な業務を代行するやりがいのある職業です。

そこで今回は、通関士の試験勉強をするのに適した通信講座やメリットについて紹介します。

就職や転職で通関士に興味を持っている人や試験勉強に本腰を入れようとしている人は、通関士の資格試験に強い通信講座を選んで夢へ近づきましょう。

通関士の資格を取得できるおすすめ通信講座8選

通関士の資格を取得できる、おすすめの通信講座は以下の通りです。

通信講座名	料金（税込）	サポート体制
アガルートアカデミー	43,780円(税込み)	講師に無料で30回まで質問可能
フォーサイト	52,800円(税込み)～	「ManaBun」で24時間受付
ユーキャン	59,000円(税込み）	メールや郵便による質問対応、添削課題
資格の学校TAC	187,000円(税込み)～	メール質問
LEC東京	184,500円(税込み)～	教えてチューター・教えてメイト
日本関税協会	77,880円(税込み)～	受講生専用質問フォーム
マウンハーフジャパン	55,055円（税込み）～	スクリーニング、オンライン添削
産業能率大学 総合研究所	33,000円(税込)～	受講者サポートサイト「SANNO Web Support」でテキストやリポートに関する質問が可能

各通信講座の特徴について解説していくので、自分に合った通信講座を受講してスピーディーな通関士試験クリアを目指しましょう。

【アガルートアカデミー】フルカラーで取り組みやすいテキスト

引用:アガルート

料金	43,780円(税込み)
教育訓練給付　　金	なし
質問対応	講師に無料で30回まで質問可能
教材	オリジナルのフルカラーテキスト
合格実績	公表なし
ｅラーニング	講義動画をダウンロード可能
その他	合格後全額返金とお祝い金の進呈あり、再受講割引・他資格試験合格者割引・他校乗換割引・家族割引あり
公式サイト	https://www.agaroot.jp/

アガルートアカデミーは、株式会社アガルートが運営する国家試験・検定試験の講座の提供を行うオンライン予備校です。

アガルートの通関士講座では頻出知識を的確に理解し、短時間で効率的な学習を目指します。

また定期的なキャンペーンの実施や、合格するとお祝い金の贈呈や受講料の返金が受けられるため、コスト面を気にする人にもおすすめの通信講座。

フルカラーのテキストはアガルートの講師が手がけており、わかりやすいと評判です。

通関士の資格をスピーディーに取得したい人は、ぜひアガルートを検討してみてください。

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【フォーサイト】圧倒的な合格率(57.9%)を叩き出す通信講座

引用元:フォーサイト

料金	52,800円(税込み)～
教育訓練給付金	あり
質問対応	「ManaBun」で24時間受付
教材	フルカラーのテキストと問題集 バーチャル講師
合格実績	57.9%
ｅラーニング	モバイル学習システム「ManaBun」を利用したeラーニングを利用可能
その他	・合格して条件を満たせば、Amazonギフトコード最大2,000円分プレゼント ・2つ目の講座受講で7,000円割引き
公式サイト	https://www.foresight.jp/

フォーサイトは、勉強する時間がなかなか確保できない忙しい人にぴったりの通信講座サービスです。

通関士講座では受講者の50%以上の合格率を叩き出すことも多く、全国平均の3倍を超える実績を有しています。

独自のモバイル学習システム「ManaBun」を利用したeラーニングが充実しており、スマホやモバイル機器で気軽に学習できるのも魅力です。

またeラーニングを通して24時間気軽に質問を送れるので、疑問点を残さず解決できます。

バーチャル講師システムを導入しており、ほかにはない授業を受けられる点にも注目してみてください。

【ユーキャン】半年間かけて計画的に学習を進められる

引用：ユーキャン

料金	一括払い：59,000円(税込み) 分割払い：月々3,980円×15回（15か月）で59,700円（税込み） ※送料はユーキャン負担
教育訓練給付金	あり
質問対応	メールや郵便による質問対応、添削課題
教材	テキスト6冊、セレクト過去問題集、ガイドブック、最新本試験問題・解答解説、添削関係書類、申告書問題対策講義DVD２巻、DVD用テキスト、DVD用資料
合格実績	10年間で576名
ｅラーニング	ユーキャン受講生限定のデジタル学習サイトで、講義動画やミニテストなどのコンテンツを利用可能
その他	合格者の就職をサポートする「ユーキャン求人オンライン」を運営
公式サイト	https://www.u-can.co.jp/

ユーキャンは、スキマ時間を利用して資格試験の勉強に取り組める通信講座サービスです。

長年培ってきたノウハウにより、半年間かけて計画的に学習を進めて合格を目指すスタイルが魅力

月1回の添削課題を通して、自分の実力を把握しながら進めていけるのもユーキャンのメリットです。

試験に合格すると、合格者向けに提供されている「ユーキャン求人オンライン」を通して就職活動ができます。

今から通関士の勉強をはじめる人はもちろん、資格取得自体がはじめての人でもスケジュール管理しやすいでしょう。

【資格の学校TAC】シチュエーションに合わせた受講の仕方を選べる

引用:資格の学校TAC

料金	・総合本科生(税込み) 教室講座・ビデオブース講座：253,000円 DVD通信講座：286,000円 web通信講座：253,000円 ・チャレンジ本科生(税込み) 教室講座・ビデオブース講座：187,000円 DVD通信講座：198,000円 web通信講座：187,000円 ※別途入会金10,000円(税込み)がかります。
教育訓練給付金	あり
質問対応	質問メール
教材	オリジナル教材
合格実績	44.2% ※2022年通関士試験TAC本科生カリキュラム修了者の合格率
ｅラーニング	TAC WEB SCHOOLで、デジタル教材の利用・各種サポート・講義動画のダウンロードが可能
その他	再受講割引、受験経験者割引
公式サイト	https://www.tac-school.co.jp/

資格の学校TACは、自分のペースでじっくりと資格試験の勉強に取り組めるのが特徴の通信講座サービスです。

教室・ビデオブース講座、DVD通信講座、web通信講座の3パターンの講座を用意しているのが特徴。

独自の学習システム「TAC WEB SCHOOL」を通して、充実したeラーニングを実現しています。

また最新の試験を分析して指導内容をブラッシュアップしているのもポイントで、合格に直結する学習を行えるのが魅力です。

通学にも対応しており講義で使用していない部屋は自習室として開放しているので、家で集中できない人は資格の学校TACがおすすめでしょう。

【LEC東京リーガルマインド】ボリュームのある講義を受けられる

引用:LEC東京

料金	・初心者コース(税込み) 通信WEB：184,500円 通信DVD：221,400円 ・必勝コース(税込み) 通信WEB：204,900円 通信DVD：241,800円
教育訓練給付金	あり
質問対応	教えてチューター・教えてメイト
教材	・オリジナルテキスト ・ダウンロード教材 ・DVD
合格実績	不明
ｅラーニング	スマホ・タブレット・パソコンで講義動画・講義音声の視聴可能
その他	単科講座あり
公式サイト	https://www.lec-jp.com/

LEC東京リーガルマインドは、通学して受講する講座と遜色のない内容・ボリュームの講座を受けられる通信講座サービスです。

暗記に頼らないオリジナルテキストを使用し、学習内容の理解を深められるのが特徴。

初めて挑戦する人におすすめの初心者コースと、PowerUp講座を加えた必勝コースの2本立てで、自分に合ったコースを選べます。

1回2.5時間の講義を60回以上行うボリュームのある内容で、万全の体制で試験へ挑めるのも魅力です。

単科講座の用意も豊富なので、要点を絞って学びたい人はLEC東京リーガルマインドで受講しましょう。

【日本関税協会】通関士通信講座のパイオニア

引用:日本関税協会

料金	77,880円(税込み) ※オプション有りの場合は92,400円(税込み)
教育訓練給付金	あり
質問対応	受講生専用質問フォーム
教材	学習到達目標を設定したテキスト
合格実績	不明
ｅラーニング	各学習項目の要点をおさえた講義動画を視聴可能
その他	早割制度あり、応募に締め切りあり
公式サイト	https://www.kanzei.or.jp/

日本関税協会は日本で初めて通関士試験における通信教育に取り組み、半世紀以上サービスを続けてきた実績のある通信講座ブランドです。

通関実務に精通した税関研修所の元教官が講師を務めているのがポイント。

6ヵ月の受講期間中に全7回の課題に取り組むことで、苦手分野を補強しながら学習を計画的に進めていけます。

また受講生専用質問フォームでは質問がデータベース化されているため、講師からの返答を待つまでもなく頻出の質問は参照可能です。

金額は高くなりますが、通関実務に強くなるための特別オプション講座も用意されているので、より精度を上げたい人はチェックしてみてください。

【マウンハーフジャパン】YWT方式+リボルビング方式の指導に注目

引用:マウンハーフジャパン

料金	ゴールドコース：170,500円（税込み） ※キャンペーン価格：155,155円（税込み） マスターコース：99,000円（税込み） ※キャンペーン価格：90,090円（税込み） テキストコース：60,500円（税込み） ※キャンペーン価格：55,055円（税込み）
質問対応	スクリーニング、オンライン添削
教材	オリジナルハンドブック、実戦力通関実務演習テキスト
合格実績	不明
ｅラーニング	・リボルビング式添削問題の実施 ・スマホ・タブレットでの講義視聴
その他	再受講割引、乗り換え割引、再受験割引、紹介キャンペーン
公式サイト	https://tsukanshi.mhjcom.jp/

マウンハーフジャパンは、通関士試験対策を中心に、貿易・マーケティング・会計といった分野における教育を得意とする通信講座サービスです。

通関士の受験指導を確立した人物ともいわれる片山立志氏が手がけたテキストと、動画講義を基本とする講座を受講できます。

動画は基礎編、本論編、直前対策編講義と順を追って理解を深めていくスタイルで、無駄なく効率的に学習を進められます。

後回しにされがちな通関実務に早い段階からアプローチする、こだわりのカリキュラムにも注目。

学習進度に合わせて添削問題を解いていくYWT方式+リボルビング方式で、通関士の資格取得を目指しましょう。

【産業能率大学 総合研究所】低価格ながらサポート体制あり

引用:産業能率大学 総合研究所

料金	33,000円（税込み）
質問対応	受講者サポートサイト「SANNO Web Support」でテキストやリポートに関する質問が可能
教材	テキスト、暗記ノート、法律の改正、変更をまとめたレジュメ
合格実績	不明
ｅラーニング	なし
その他	TAC（株）教室講義と同様の教材を使用
公式サイト	https://www.hj.sanno.ac.jp/cp/

産業能率大学は、学校法人「産業能率大学総合研究所」が、通関士試験の教育に強いTACと提携して提供する通信講座サービスです。

テストの疑問点やレポートの提出状況は、「SANNO Web Support」にてサポートしてくれるのがポイント。

受講料が低価格で、とにかく安い通信講座を探している人にも最適な通信講座です。

紙教材を通した学習がメインとなるため、eラーニングをうまく使いこなせる自信がない場合にもおすすめ。

必要以上にサービスを充実させない、シンプルな通関士の通信講座を探している人に適しています。

通関士の資格取得は通信講座がおすすめの理由

通関士の資格試験に向けて独学で挑戦するか通信講座を受講するか悩む人もいますが、こだわりがなければ通信講座の受講がおすすめです。

もちろん、独学の場合と比べれば通信講座の費用はかかります。

しかし、独学で挑戦して何年もかかるリスクを考慮すれば結果的に安く済む場合も。

通信講座を受講するメリットに目を通し、受講を検討してみてください。

合格までに必要な勉強時間を削減できる

通信講座を受講することで、通関士試験をクリアするのにかかる時間を削減できる可能性が高まります。

通関士の資格試験は一般的に400時間前後の勉強が必要とされていて、1日2時間の勉強で7ヵ月程度の時間がかかります。

独学で勉強する場合は、自分自身でペース配分しながら進める必要があるため、難易度はさらに高くなると考えられるでしょう。

一方、通信講座では各社のノウハウを活かしたテキストやeラーニングを利用した勉強や質問などのサポート制度を利用できます。

最短ルートで試験に合格したいのであれば、通信講座を利用するのがおすすめです。

通関士試験に関するニッチな情報を得られる

通信講座を利用すれば、各社の蓄積された通関士試験に関するデータベースから合格に近づくためのさまざまな情報を得られます。

通関士試験に関する情報や専門の本は、ほかの有名資格試験に関するモノと比べてもあまり出回っていないのがポイント。
たとえば、通関士の令和4年度の受講者数が7,389人なのに対し、同年の社会保険労務士が40,633人、税理士は28,853人です。
参考：ユーキャン通関士コラム、ユーキャン社会保険労務士コラム、資格に学校TAC

受験者の人数がこれだけ違えば、簡単にアクセスできる情報やテキストの数が少なくなるのは当然といえます。

独学ではなく通信講座を利用することで、適切な情報や対策方法を参照し合格を目指せるでしょう。

難しい用語や概念を効率よく学べる

通関士の試験では通関業務に関する情報や法律に関する難しい用語が頻出するため、分かりやすいテキスト選びが重要です。

通信講座は通関士試験に精通した講師が分かりやすい情報を提供してくれるだけでなく、質問などがしやすいのも特徴。

独学では基本的にテキストだけが頼りになり、テキスト選びを間違えれば勉強の効率が下がるリスクも存在します。

難しい用語や概念を素早く理解するためにも、自分に合った通信講座を受講してみてください。

通関士講座の選び方

通関士試験の勉強を通信講座で行いたい人は、自分に合った通関士講座を選ぶことが大切です。

上記のような点に注目して受講する講座を選ぶことで、通関士試験の勉強がよりスムーズに進む可能性があります。

詳細をチェックして、通信講座選びに役立てててみてください。

講座の費用

各通信講座サービスの通関士講座にかかる費用を比較するのもおすすめです。

アガルートアカデミー	43,780円(税込み)
フォーサイト	52,800円(税込み)～
ユーキャン	一括払い：59,000円(税込み) 分割払い：月々3,980円×15回（15か月）で59,700円（税込み） ※送料はユーキャン負担
資格の学校TAC	教室講座・ビデオブース講座：187,000円～ DVD通信講座：198,000円～ web通信講座：187,000円～ ※別途入会金10,000円(税込み)がかります。
LEC東京	通信WEB：184,500円～ 通信DVD：221,400円～
日本関税協会	77,880円(税込み) ※オプション有りの場合は92,400円(税込み)
マウンハーフジャパン	ゴールドコース：170,500円（税込み） マスターコース：99,000円（税込み） テキストコース：60,500円（税込み） ※キャンペーン価格あり
産業能率大学	33,000円(税込)～

プランがひとつしかない通信講座や、通関士講座のなかでも複数のコースを用意している通信講座があります。

オプションを用意している通信講座もあり、より知識を深めたい場合は検討しましょう。

料金はサービスによって差がありますが、高い通信講座は講義が充実していたり、サポート体制が整っていたりする場合も。

選び方に迷ったら、講座費用の安いものや自分が支払える額の講座を選びましょう。

質問がしやすいサポート体制

通関士講座を選ぶ際は、各講座のサービス体制についても注目してみてください。

アガルートアカデミー	質問サービスを無料で30回まで利用可能
フォーサイト	「ManaBun」で24時間受付
ユーキャン	メールや郵便による質問対応、添削課題
資格の学校TAC	メール質問
LEC東京	教えてチューター・教えてメイト
日本関税協会	受講生専用質問フォーム
マウンハーフジャパン	スクリーニング、オンライン添削
産業能率大学	受講者サポートサイト「SANNO Web Support」でテキストやリポートに関する質問が可能

通信講座によって質問の仕方はさまざまで、SNSを通じて行う場合や専用の質問フォームを用意している場合があります。

なかには、スマホやデバイスから気軽に質問できるシステムを用意している通信講座も。

分からない部分は積極的に質問して疑問を解決したいタイプの人は、質問しやすい通信講座を選ぶのもおすすめです。

eラーニングシステム

通関士講座のなかには、eラーニングステムが充実している講座も存在します。

アガルートアカデミー	講義動画をダウンロード可能
フォーサイト	モバイル学習システム「ManaBun」を利用したeラーニングを利用可能
ユーキャン	ユーキャン受講生限定のデジタル学習サイトで、講義動画やミニテストなどのコンテンツを利用可能
資格の学校TAC	TAC WEB SCHOOLで、デジタル教材の利用・各種サポート・講義動画のダウンロードが可能
LEC東京	スマホ・タブレット・パソコンで講義動画・講義音声の視聴可能
日本関税協会	各学習項目の要点をおさえた講義動画を視聴可能
マウンハーフジャパン	リボルビング式添削問題の実施/スマホ・タブレットでの講義視聴

通関士の試験を受ける人のなかには、忙しい合間を縫って勉強に励む人も少なくありません。

eラーニングが充実していれば通勤途中や休憩時間などに少しずつ学習を進められるのがメリットです。

eラーニングの内容は通信講座によっても異なるので、公式サイトをチェックするなどして細かなサービス内容を確認するのがおすすめ。

eラーニングを上手に利用して、通関士試験の合格を目指しましょう。

通関士が向いている人と向いていない人

通関士という職業に向ている人と向いていない人を、下記にまとめました。

通関士が向いている人	通関士が向いていない人
・集中力がある人 ・責任感が強い人 ・事務作業が苦にならない人 ・国際情勢に興味のある人 ・多様な人と冷静にコミュニケーションをとれる人	・細かな作業が苦手な人 ・土日に出勤したくない人 ・仕事であまり多くの人と接したくない人 ・海外のことにまったく興味を持てない人

基本的には通関に関わる書類の処理が中心となるため、事務作業を苦に感じない人や細かな作業を得意とする人に適した仕事です。

輸出入は海外の動向にも影響を受けるので、国際情勢をチェックして仕事と結び付けられる人はより効率的な職務が可能でしょう。

また通関士は臨時開庁などで休日や夜中に業務を行うケースがあり、定時退社や休日出勤が難しい人は避けるのが賢明です。

依頼人・営業担当者・税関職員など多様な人と接する機会が多く、ある程度のコミュニケーション能力も求められます。

通関士試験や英語の必要性について

通関士の試験に挑戦しようと考えている人は、通関士試験について改めて確認しましょう。

試験の概要と合格率を把握し、通信講座を利用して効率的な学習を進めていくのが、通関士の資格を取得する基本的な道筋です。

通関士試験の概要

通関士試験は、例年7月上旬に官報でその年の試験日程が発表され、10月ころに実施されます。

受付期間	7月下旬から8月上旬 ※願書の配布は7月上旬から8月上旬
試験科目	通関業法（45点） 関税法等（60点） 通関実務（45点） ※通関業者の通関業務、または官庁における関税その他通関に関する仕事に 通算15年以上従事している人は、「通関実務」と「関税法等」が免除。 通関業務または官庁における通関事務に5年以上従事している場合は、「通関実務」のみが免除されます。
出題形式	択一式、選択式、計算式、選択式・計算式
受験資格	なし
合格基準	公表なし
受験手数料	3,000円
試験会場	北海道　新潟県　東京都　宮城県　神奈川県　静岡県　愛知県 大阪府　兵庫県　広島県　福岡県　熊本県　沖縄県

合格までに必要とされている勉強時間はおよそ400時間です。

すでに通関に関わる職務経験がある場合は、勉強時間を短縮できる可能性があります。

また、独学で勉強するのか通信講座などを利用するのかによっても必要な時間は大きく異なるのがポイントです。

なるべくスピーディーに資格を取得したい人は、ぜひ通信講座の利用を検討してみてください。

通関士試験の合格難易度

通関士の資格試験は直近5年で合格率15.56%、数ある資格試験のなかでも比較的難易度が高い試験として知られています。

開催年	受験者数	合格者数	合格率
令和4年	7,389人	1,001人	17.7%
令和3年	8,126人	929人	14.9%
令和2年	6,745人	1,140人	16.9%
令和1年	6,388人	878人	13.7%
平成30年	6,218人	905人	14.6%

法律や貿易に関する馴染みのない専門用語を覚える必要性があり、さらに度重なる法改正に応じて知識をアップデートが必要。

さらに、試験では実際の業務で行う輸出入時の申告書作成に関連する出題があり、反復練習で素早く記入するためのスキルが求められます。

通関士試験は全問5択のマークシート問題ですが、適当に答えてはまず合格はできません。

難易度の高い試験をクリアするための知識やスキルを効率的に取得するためにも、的確な指導を受けられる通信講座の受講がおすすめです。

通関士試験における英語の必要性

海外にまつわる荷物を扱うことも多いイメージの通関士ですが、じつは必ずしも英語ができる必要がないことをご存じでしょうか。

業務で英語に触れる機会は少なくありませんが、英語をスムーズに喋ったり読んだりする必要性に迫られることはあまりありません。

通関業務において必要となる英語力も中学生程度の英語力といわれており、自信がなくても少し勉強すればフォローできる程度です。

もちろん、キャリアを積むうえで英語力を向上させることにはメリットがありますが、英語ができなくても資格の取得を諦める必要はありません。

通関士の資格を取得したいなら通信講座へ申し込もう

難易度の高い通関士の試験をクリアを目指すなら、自分に合った通信講座を受講するのがおすすめです。

サービスによって細かな違いはありますが、通信講座なら忙しい日々のなかでもスキマ時間を使って資格試験の勉強に取り組めます。

キャリアアップを狙う場合はもちろん、業界未経験で通関士の資格が欲しい人にもぴったりです。

まずは気になる通信講座の資料を請求して、実際に受講するサービスを決めてみてください。

＼おすすめはアガルート／