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昨日から「期末テストアンケート」というのをやってます。
　　
質問はこれ。
　　
@今回は出来た！あるいは自分なりには頑張った！と思える教科は？
A今回はダメだったと思う科目は？
B期末テストを意識したのはいつ頃からですか。
Cテスト準備はいつからしましたか。
Dどのような勉強方法でしたか？
（使った教材とか毎日の行動など努力したこと）
E学校の授業を全部理解したら何点取れると思いますか。
　
　
　
…まあ、在り来たりっちゃー在り来たりですが（笑）
　
ただテストのやり直しをするだけじゃなくて
こうやって省みることで自分自身が見えてきます。　
　
　
で、昨日の生徒たちの回答を見て思ったこと。
　
　
まず、質問@、Aに関して。　

・高得点をゲットした子にもそれなりに不満がある。
・伸び悩んだ子にも「できた」「頑張った」と思える科目が必ずある。
　
これはまさに
”我々大人の側が結果に一喜一憂してはいけない”
ということの最大の根拠ですね。
　
まあ良くも悪くも数字がすべてではありますが
子ども自身が結果をどう感じているかは
大人の評価基準とは明らかに異なるのです。
　　
これは指導の上で気をつけなきゃいけない。
　
額面の点数だけ見て
「すげー！よくできたねー！」
って心から喜んであげても
子どもは”うーん”と反応鈍かったり
「ぜんぜんダメじゃんか！」
の一言で奮起させるどころか
やる気をゼロに戻してしまったりするのは
ここんとこが共感できていないのでしょうね。　
　
今回のアンケートでも
「お！すごい出来たじゃん」
と思った科目が「ダメだった」に書かれていたり
「これはいかんなぁ」
と思った科目が「できた、頑張った」に書かれていたり
実際に何ケースもありました。　
　
　
　
で、まあ実は
僕がイチバン興味津々だったのは
質問Eなんですよ。
　
「学校の授業を全部理解したら何点取れると思う？」
　
昨日の回答の平均値が…
　
　
８１点
　
　
…あ、あれ？１００点じゃないの？
　
と思われた方もいるでしょうが
実はこれが子どもたちの感覚なんですねー。
　
　
控えめですねー（笑）
　
　
ちなみに１００点という回答は
二人しかいませんでしたね（笑）
　
　
ケアレスミス分を引いたのだとしても
マイナス２０点はでかすぎです。
　
　
つまりこれ、潜在的に
　
「学校の勉強だけでは８０％が限界」
　
と思っているとも考えられます。
　
　
　
　
僕は「教科書」が全部分かって、60点だと思いますね。
　
　
そこに自助努力が加わって初めて80～90じゃないかな？　
　
　
自助努力とはなにか・・・？　
　
　
「わかった、覚えた」を「できた！」に変える努力だよ。
　
　
反復練習をどれだけの量こなしたかだな。
入力した知識をどれだけ出力してきたか。
　
それは、今回点数が伸びた子の
「どのような勉強方法でしたか？」
の回答がすべてを物語ってます。
　　
　
　
それはまたまとめて、そのうち発表します。
　
　
　
　
　
　
　

2010/12/02 13:17:43