三河安城校
小野内 勝城
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2011/03/27
我々が「考える葦」でなくなったこと

新中3生たちが受けた今回の愛知全県模試

その国語の随筆文読解問題から


経済大国になった日本社会の自由と豊かさが

「考えない日本人」を作り出した

何も考えずすべてアドリブでことをすませてしまう


かなり要約して記載しましたが

ハッとしつつもうなずくばかりです。



*********************************************** 
 人間は一茎の葦のように弱いものだが

 しかし人間は考えることを知っている

 我々の品位は思考の中にのみ存在する

 正しく考えるようにつとめよう
************************************************


ご存知のパスカルの言葉も引用されています。

品位などと言われると

私などはどうにも恥ずかしくなりますが

それはさておき、新中3の模試の題材として

こういった随筆文が取り上げられていることに

有り難さを感じます。



筆者は何を思い、何を言いたいのか

それを自分はどう感じどう受け止めたか

単に国語模試の随筆文読解問題として

解答の正誤ばかりにとらわれるのではなく

真正面から読み、考えてほしいと思います。



日頃から何もかもが便利で

面倒になればゲームのようにリセットしてしまう。

快楽と効率ばかりが優先されがちな日々の暮らしの中で

「ちょっとまてよ…」

ほんの少しでもいいから

自分自身の日々やこれからについて考えてみる。


受験生になる子どもたちにとって

実にタイムリーなテーマです。










2011/03/27 19:57:38

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