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庄内通校 |
白藤 和成 |
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指の皮が剥けるまで練習してこそ!! |
ギターをかじったことのある人は分かると思うが
コードを押さえる練習をしている段階で
ひとつ鬼門というか関門というか
気持ちが折れそうになるのが
「F」
のコードである。
人差し指一本で1弦から6弦まで
1フレットを一気に押弦して
薬指、小指、中指で5,4,3弦を押さえる。
バレーといわれる押弦の仕方。
慣れないうちは弦をバランス良く押さえきれなくて
弦が振動せず音が出ないのだ。
「F」に限らず、人差し指の側面で一気に押弦する
ハイコードといわれるコードの類は
思うような音が出なかったり
指に激痛が走ったりと
ギターの練習を諦めてしまうきっかけともなる。
ところが、ここをクリアーすると
どんなコードでも弾けてしまうから
一気にギターの幅が広がるわけね。
……という半ば趣味的な話を
無理やり勉強にこじつけようという
企みがミエミエなのだが…(笑)
出来ない出来ないと投げ出しているようでは
いつまでも上達しないわけだよ。
でも、いつまでも上達しない状態が続くと
「こんなことしてても無駄なんじゃないか」
「もう諦めようかな」
と思い始めるのも無理はない。
だからこそ!!!
それでも創意工夫して
試行錯誤した者だけが味わえる
至福の境地というものがあるのだよ。
だからこそ、努力に価値が見出せるのだよ。
それを大した苦労もさせず
いとも簡単にホイホイと与えてしまうことを
「教育サービス」
と呼ぶなら、
それは「教育」に対する冒涜と詐欺行為だ!!
……とだけ申しておこう。
以上。
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2012/07/05 01:19:46 |
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