【現役社会人358名に聞いた】需要のある資格ランキング!将来性や特徴を紹介

需要のある資格FV

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「キャリア形成に役立つ資格はたくさんあるけど、実際どの資格を取得すればいいの?」

時間やお金をかけて勉強するなら、キャリアに役立つ資格取得を考えたいですよね。

この記事では現役社会人358名にアンケートをして分かった、本当に需要のある資格ランキングを解説します。

最後まで読めば時間やお金を無駄にすることなく、需要のある資格の取得を目指せます。

今後のキャリアプランで後悔しないように、よく読んで参考にしてください。

本記事で第3者機関で調査したアンケートをもとにランキングを作成しています
アンケート用画像
アンケート調査内容
調査方法Webアンケート調査(クラウドワークス)
調査地域全国
対象者今まで資格の勉強と取得をしたことのある社会人
調査期間2023/5/9~2023/5/23
調査人数358人
目次

需要のある資格ランキング1位から10位

ここでは、需要のある資格ランキング1位から10位を解説します

名称受験資格合格率
自動車普通免許修了検定までに満18歳以上になっていること約77.7%
簿記なし1級:10.4%
2級:24.8%
3級:36.5%
TOEICなし合否ではなく
スコア表示
※満点は990点
マイクロソフト
オフィススペシャリスト
なしスペシャリスト:約80%
エキスパート:約60%
宅地建物取引士なし約17%
FP技能検定3級:なし
2級:3級合格者
AFP認定研修の受講を終了した方
FPの実務経験が2年以上ある方
級により異なる
税理士会計科目:なし
税法科目:学識、資格、職歴、
認定のいずれかの条件を満たす場合
約18.8%
公認会計士なし約7.7%
社会保険労務士大学、短大、専門職大学、専門職短大
5年生の苦闘専門学校の
いずれかを卒業していること
3年以上の実務経験があること
厚生労働大臣が認めた国家資格を持っていること
約6〜7%
行政書士なし約10〜13%

資格により必要とする職種や用途が変わり、難易度や合格率などがさまざまです。

これからどんな資格を取れば良いか悩んでいる方は、よく読んで資格取得の参考にしてください。

【1位】自動車普通免許

自動車普通免許
引用:全日本指定自動車教習所協会連合会(全指連)
受験資格修了検定までに満18歳以上になっていること
試験形式適性検査
学科
技能
合格率約77.7%
難易度教習所に通い講習を受ければそれほど難しくない
受験料(資格取得費用)教習所費用:各教習所により異なる
学科試験費用:試験手数料 1,750円(税込)
交付手数料 2,050円(税込)
独学可能か自動車教習所に通う必要あり
【アンケート調査結果】自動車普通免許を選んだ理由や取得者の声

勤務地の自由度が上がるため選びました

引用元:自社アンケートより

営業、配送、送迎サービス等で必要だと思うからです

引用元:自社アンケートより

車を運転しない会社は少ないと思います

引用元:自社アンケートより

営業車を運転するために必ず必要になり社会人で使うことが多いと思われるため

引用元:自社アンケートより

自動車普通免許を取得すると、車を公道で運転できるようになります

日常生活で行動範囲が広がったり、電車などの公共交通機関では行きづらい地域にも足を伸ばすことができます。

また大きな荷物や多くの物を運びやすくなるため、ショッピングやアウトドアをより楽しめるようになるのがメリットです。

自動車普通免許は公的に身分証としても使用できるので、申し込みや契約の際に重宝します。

【2位】簿記

簿記
引用:日本商工会議所
 受験資格なし
 試験形式記述試験
 合格率1級:10.4%
2級:24.8%
3級:36.5%
 難易度急によって難易度が変わり、1級は難関資格
 受験料(資格取得費用)1級:7,850円(税込)
2級:4,720円(税込)
3級:2,850円(税込)
※受験料の他に事務手数料550円(税込)が必要
 独学可能か独学でも可能だが、2級より上のグレードはオンライン講座やスクール利用が現実的
【アンケート調査結果】簿記を選んだ理由や取得者の声

どんな会社でも会計業務は必要なので簿記を持っていると役に立つ

引用元:自社アンケートより

会社が営利目的である以上会計業務は必要だから

引用元:自社アンケートより

業務で事務作業をしていると、資格持ちの方を優先して求人を掲載していることが多いように感じた

引用元:自社アンケートより

これから新NISAが始まったり、2000万問題などお金に関する知識や資格を持っている人への相談が多くなり需要が生まれると思うから

引用元:自社アンケートより

簿記の資格を取得すると会計や税務の知識が身につき、企業の資金の流れを管理できるようになります。

簿記資格の取得から税理士や公認会計士といった専門職を目指すこともでき、長期的なキャリア形成にも役立ちます。

実務に使え履歴書に書けるのは2級以上になるため、就職や転職を考えている方は持っておいて損にはならない資格です。

経理部門だけではなく営業や販売職など職種に関係なく必要とされ、資格手当の対象になる場合があります。

簿記の資格が取得できる通信講座をチェックしましょう。

【3位】TOEIC

TOEIC
引用:一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会
 受験資格なし
 試験形式リスニング約45分間
リーディング75分間
 合格率合否ではなくスコア表示
※満点は990点
 難易度500点:英検2級レベル
600点:英検2級〜準1級レベル
700点:英検準1級レベル
800点:英検準1級〜1級レベル
900点以上:英検1級レベル
 受験料(資格取得費用)7,810円(税込)
 独学可能か独学でも可能
高得点を狙うなら英会話スクールや英語コーチングがおすすめ
【アンケート調査結果】TOEICを選んだ理由や取得者の声

英語は多くの企業で使う機会があり、TOEICの点数は持っていて損はありません。また勉強して今日明日に上がるものではないため。

引用元:自社アンケートより

英語ができると、エントリー可能な企業が増えるからです。

引用元:自社アンケートより

中途採用で大手企業はTOEICの点数を採用の必須条件やあると好ましい資格に記載してあるからです。また、一部の会社ではTOEIC700点以上を取ると報奨金がでるからです。

引用元:自社アンケートより

TOEICなどはどの英語の試験よりも、ビジネス界では1番認知度が高いので、他の英語の試験を受けるより、TOEICがお勧めですし、点数も700以上持っていると結構有利になると思います。

引用元:自社アンケートより

TOEICで高スコアを取得できれば、英語を使用する企業への就職や転職に活用できます

キャリアアップや海外赴任、海外出張などにも役立ち、グローバル化社会においてますますTOEICの重要性が高まるでしょう。

一般企業であれば600点、外資系企業であれば700点が基準ラインとされ、TOEICのスコアを参考に採用につながることもあります。

履歴書にTOEICのスコアを記載する際は2年以内の記録が良いとされるので、定期的に受験して語学力をキープしておくことが大切です。

【4位】マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

MOS
引用:MOS公式サイト
 受験資格なし
 試験形式実技試験
 合格率スペシャリスト:約80%
エキスパート:約60%
 難易度スペシャリスト:一般レベル
エキスパート:上級レベル
 受験料(資格取得費用)【スペシャリスト】
Word:10,780円(税込)
Excel:10,780円(税込)
Powerpoint:10,780円(税込)
Access:10,780円(税込)
Outlook:10,780円(税込)

【エキスパート】
Word:12,980円(税込)
Excel:12,980円(税込)
Access:12,980円(税込)
 独学可能か独学可能
スクールに通えば最短合格も目指せる
【アンケート調査結果】マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)を選んだ理由や取得者の声

転職に有利になると感じたからです

引用元:自社アンケートより

知名度が高いから、どれくらいのレベルか分かってもらいやすい

引用元:自社アンケートより

offficeが使えることは必須でしょう

引用元:自社アンケートより

パソコンに関する基礎知識としてのMOSやITパスポート検定は事務を行ったりする上で必須になってくるため

引用元:自社アンケートより

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS )とは、ワードやエクセルなどのスキルを証明できる資格です。

試験は実技試験になるため、受験に向けて勉強することでワードやエクセルなどの実務レベルを向上させることができます。

MOSだけでは就職や転職で大きく有利になるとは限りませんが、入社後の実務において役にたつのは間違いありません

特にパソコンを日常的に使用する事務職や秘書、パソコンのインストラクターなどの業務にはメリットのある資格と言えます。

【5位】宅地建物取引士

宅地建物取扱い士
引用:一般財団法人不動産適正取引推進機構
 受験資格なし
 試験形式マークシート式
 合格率約17%
 難易度やや難しい
国家資格の中では合格できる可能性がある
 受験料(資格取得費用)8,200円(税込)
 独学可能か独学可能
スクールに通えば最短合格も目指せる
【アンケート調査結果】宅地建物取引士を選んだ理由や取得者の声

実際に仕事を探す中で見受けられるワードだからです

自社アンケートより

宅建は土地の売買に必ずいなければならないし、今後もなくならないから。

自社アンケートより

資格を持っていると給料アップにつながるから

自社アンケートより

その資格を持つ人しかできない仕事があるから。

自社アンケートより

宅地建物取引士は宅建と呼ばれ、年間の受験者数が最大規模の国家資格です。

不動産取引の専門家であることを証明し、重要事項の説明などの宅建士だけに許可された独占業務を行えます

不動産取引を行う際は従業員5名につき1名以上の宅建士が必要になるため、需要の高い資格といえるでしょう。

取得するメリットとして不動産業界への就職や転職時に有利になり、資格を保持することでキャリアアップも狙えるようになります。

【6位】FP技能検定(ファイナンシャルプランナー)

FP技能検定
引用:日本FP協会子0宇式サイト
 受験資格3級:なし
2級:3級合格者
AFP認定研修の受講を終了した方
FPの実務経験が2年以上ある方
 試験形式学科試験
実技試験
 合格率3級:学科約87%、実技約90%(日本FP協会)
学科約62%、実技個人約39%、実技保険約46%(きんざい)

2級:学科約41%、実技約56%(日本FP協会)
学科約19%、実技個人約37%、実技中小約58%、実技生保約51%(きんざい)

1級:実技約94%(日本FP協会)
学科約7%、実技約85%(きんざい)

 難易度3級、2級は合格しやすいが1級の難易度は高い
 受験料(資格取得費用)3級:学科3,000円(税込)、実技3,000円(税込)
2級:学科4,200円(税込)、実技4,500円(税込)
1級:学科8,900円(税込・きんざい)
実技20,000円(税込・FP協会)、25,000円(税込・きんざい)
 独学可能か独学可能
スクールに通えば最短合格も目指せる
【アンケート調査結果】FP技能検定(ファイナンシャルプランナー)を選んだ理由や取得者の声

FPは益々将来が見えない日本にとって資産の知識は役に立ち相談にも乗れる為

引用元:自社アンケートより

学校では学べないお金の知識をつける事が大切。

引用元:自社アンケートより

就職活動を行ってみて、持ってると優遇を受けられる場合や持っていると便利だと説明会でいいと言われたものであったため

引用元:自社アンケートより

税金や保険、資産運用など社会人に必要なことを学べるから。

引用元:自社アンケートより

ファイナンシャルプランナー(FP)は生活に関わる税金や保険などを始めとする金融知識を学べるため、勉強自体に価値のある資格です。

さらに資格を取得すれば特に金融業界や保険業界などで、就職や転職時にアピールできます。

企業によってはFP資格の取得を奨励しているところもあり、昇進や昇給に良い影響を与える可能性があります

キャリアに活用するのであれば、FP2級以上の取得が効果的です。

【7位】税理士

日本税理士会連合会
引用:日本税理士会連合会
 受験資格会計科目:なし
税法科目:学識、資格、職歴、
認定のいずれかの条件を満たす場合
 試験形式筆記試験
 合格率約18.8%
 難易度難易度が高い国家資格の1つ
11科目中5科目での合格が必要
 受験料(資格取得費用)1科目:4,000円(税込)
2科目:5,500円(税込)
3科目:7,000円(税込)
4科目:8,500円(税込)
5科目:10,000円(税込)
 独学可能か独学は可能だが、膨大な勉強時間数が必要
スクールに通えば効率的な学習ができる

税理士資格を取得すると、「税務代行」「税務書類の作成」「税務相談」の3つを独占業務として携われるようになります

税理士試験を受ける際には会計科目には受験資格がありませんが、税法科目では次の条件を満たす必要があります。

学識による受験資格大学、短大または高等専門学校を卒業したもの
社会科学に属する科目を1科目履修した者
大学3年次以上の学生で
社会科学に属する科目を含め62単位以上を取得した者
一定の専修学校の専門課程を修了した者で
社会科学に属する科目を1科目以上履修した者
司法試験の合格者
公認会計士試験の短答式試験に合格した者
資格による受験資格日商簿記検定1級合格者
全経簿記検定上級合格者
職歴による受験資格法人または事業を行う
個人の会計に関する事務に2年以上従事した者
銀行、信託会社等で資金の貸付け
運用に関する事務に2年以上従事した者
税理士、弁護士、公認会計士等の
業務の補助事務に2年以上従事した者
【アンケート調査結果】税理士を選んだ理由や取得者の声

専門性が高く、代わりの利かない職種に必須の資格だから

引用元:自社アンケートより

やはりお金に関する資格は専門的な知識が必要ですが一般の社会人は意外と知らないことが多いため

引用元:自社アンケートより

独立もできるし、資格があれば就職に困らないものだと思うから

引用元:自社アンケートより

生涯を通して役立つ資格だからです

引用元:自社アンケートより

税理士試験は合格率が低く難易度が高いため、数年かけて資格を取得するという方も多いです。

11科目中5科目で及第点を取れば合格になり、1度合格した科目は次年度以降も有効になります。

税理士は専門性が高く、生涯役立つ資格として人気です。

【8位】公認会計士

公認会計士
引用:公認会計士協会
 受験資格なし
 試験形式短答式試験
論文式試験
 合格率約7.7%
 難易度国家資格の中で最高峰の難易度
 受験料(資格取得費用)19,500円(税込)
 独学可能か独学でも不可能ではないが、ハードルはかなり高い
スクールに通えば効率的な学習ができる
【アンケート調査結果】公認会計士を選んだ理由や取得者の声

士業は食いっぱぐれないという印象です

引用元:自社アンケートより

会社では必ず依頼するから

引用元:自社アンケートより

会計の上位資格だから

引用元:自社アンケートより

会計事務所ですが、本当にこれを持っていると仕事に困らないと思います

引用元:自社アンケートより

公認会計士の資格は会計分野の難関資格として知られ、合格するまでに多くの時間を要します。

公認会計士には独占業務があり、上場企業などに義務付けられた監査業務に携わることが可能です。

資格を取得して公認会計士になれば高い年収を得ることができるため、一生使える資格としても人気が高いです。

キャリアプランの選択肢も多く、コンサルタントや独立開業を目指し理想の働き方を実現できる資格といえます。

【9位】社会保険労務士

社会保険労務士
引用:社会保険労務士試験オフィシャルサイト
 受験資格大学、短大、専門職大学、専門職短大
5年生の苦闘専門学校のいずれかを卒業していること
3年以上の実務経験があること
厚生労働大臣が認めた国家資格を持っていること
 試験形式マークシート形式
 合格率約6〜7%
 難易度試験範囲が広く知識の整理が難しいため難易度が高い
 受験料(資格取得費用)15,000円(税込)
 独学可能か独学でも不可能ではないが、ハードルはかなり高い
スクールに通えば効率的な学習ができる
【アンケート調査結果】社会保険労務士を選んだ理由や取得者の声

自立出来る資格だから

引用元:自社アンケートより

労務の流れを知っていると、自分の働き方が正しいのか理解できるし、よりよい職場環境を考えることもできるから

引用元:自社アンケートより

労働関係や保険に関しても学んでいるので、働くうえで重要な知識だと思うからです

引用元:自社アンケートより

いざとなれば独立することができるから

引用元:自社アンケートより

社会保険労務士は社労士とも呼ばれ、社会保険をはじめとする労働関連の法律の専門家として資格のある方のみができる仕事です。

資格を保有すれば社労士を名乗ることができ、以下のような独占業務を行うことができます。

  • 手続き代行(1号業務)
  • 労働社会保健諸法令に基づく帳簿書類の作成(2号業務)
  • 人事労務管理のコンサルティング(3号業務)

資格取得後は企業の人事総務部門で活かしたり、独立開業して企業と契約を結び仕事を獲得します。

【10位】行政書士

行政書士
引用:一般財団法人行政書士試験研究センター
 受験資格なし
 試験形式マークシート形式
 合格率約10〜13%
 難易度難関資格ではあるが、法律系国家資格の中では比較的取得しやすい
 受験料(資格取得費用)7,000円(税込)
 独学可能か独学でも不可能ではないが、ハードルはかなり高い
スクールに通えば効率的な学習ができる
【アンケート調査結果】行政書士を選んだ理由や取得者の声

今後日本人の人口が減少する中で、国(政府)が外国人の受け入れを拡大することが考えられ、当該外国人の移住/定住にあたり、各種申請の需要が高まると予想され、当該点に気づいた社会人に需要がある(増える)と考えられるから。

引用元:自社アンケートより

努力が必要な資格なので

引用元:自社アンケートより

色々な分野で必要そうなので

引用元:自社アンケートより

なくならない仕事だと思うので

引用元:自社アンケートより

行政書士資格を取得すると、都道府県庁や市役所などの官公署に提出する行政手続きや相談に応じることができます。

行政手続きは複雑な書類が多く時間がかかるため、法律の専門家である行政書士が必要とされます。

行政書士の基本業務は書類作成ですが、取り扱う書類は1万種類以上あり、やり方次第で稼げる点も魅力の1つです。

法律系の国家資格の中では難易度が低く受験資格がないため、他資格への足がかりとして受験する方もいます。

会社員におすすめの需要のある資格ランキング

会社員に需要のある資格の割合

ここでは、会社員におすすめの需要ある資格ランキングについて解説します。

資格名アンケート集計データ
自動車普通免許33.5%
TOEIC11.2%
税理士10.6%
簿記8.7%
公認会計士7.3%

会社員に需要のある資格の1位は自動車普通免許、2位はTOEICという結果でした。

自動車普通免許は、仕事だけでなく日常生活の中でも役に立つ機会が多い資格のひとつ。

TOEICは、就職や転職の際に役に立つ資格ですが、受験から結果発表まで約1ヶ月かかるので、就職活動に間に合うように応募しましょう。

またTOEICは1度獲得したスコアに有効期限はありませんが、スコア証明書は受験から2年以内までしか再発行できません。

5つの資格の取得にかかる時間目安は、それぞれ以下のとおりです。

資格名取得にかかる時間目安
自動車普通免許早くて1ヶ月程度
TOEIC現状450点から700点を目指す場合700時間程度
1日3〜4時間なら半年ほど
税理士3,000時間程度
平均勉強期間が4〜5年
簿記1級:600時間程度、平均6ヶ月〜1年半
2級:300時間程度、平均4〜8ヶ月
3級:100時間程度、平均1〜2ヶ月
公認会計士4,000時間程度
平均勉強期間が2〜3年

ここで紹介した資格が気になっている方は、早めに資格取得を目指ことをおすすめします。

医療・福祉系の職業におすすめの需要のある資格ランキング

介護・福祉系の職業に需要のある資格

ここからは、医療・福祉系の職業におすすめの需要ある資格ランキングを解説します

資格名アンケート集計データ
介護福祉士国家試験21.6%
社会福祉士国家試験16.3%
介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネージャー)14.6%
介護職員初任者研修7.5%
介護職員実務者研修6.7%

医療・福祉系の職業には、資格の取得がそのままキャリアアップにつながるため、資格の違いなどを比較すると良いでしょう。

各見出しをよく読んでいただき、資格選びの参考にしてください。

【1位】介護福祉士国家試験

介護福祉試験
引用:公益財団法人社会福祉振興・試験センター
 受験資格【実務経験ルートの場合】
介護福祉実務者研修の修了

従業期間3年以上かつ従事日数540日以上の実務経験
 試験形式マークシート形式
 合格率約70%
 難易度国家資格の中では難易度が低い傾向にある
 受験料(資格取得費用)18,380円(税込)
 独学可能か独学でも可能
【アンケート調査結果】介護福祉士国家試験を選んだ理由や取得者の声

介護業界に携わるにはこの資格さえあればどこにでも雇ってもらえるからです。知識や実務がなければ取れない資格なので。

引用元:自社アンケートより

この資格さえ持っていれば介護福祉士も条件を満たしてケアマネージャーも取得できます。そして、そこまでお金がかからないので良いかと思います

引用元:自社アンケートより

介護系の派遣会社で営業職として仕事していた際に、上記資格は介護施設から需要が高くあったため。

引用元:自社アンケートより

医療や福祉関係の現場では人手が不足しているため

引用元:自社アンケートより

介護福祉士国家試験は、介護現場で働く介護士の資格として唯一の国家資格です。

介護士の資格の中でも最上位にあたり、介護における専門的知識および技術を有する証明になります。

初心者研修の取得から始まり、応用レベルの実務者研修、介護福祉士を目指すといったキャリアプランがあります。

介護福祉士を取得することで転職時に有利になり、収入面での高待遇も期待される資格です。

【2位】社会福祉士国家試験

社会福祉試験
引用;公益財団法人社会福祉振興・試験センター
 受験資格4年生の福祉系大学で指定科目を履修・卒業
※上記以外の場合は別途実務経験が必要
 試験形式マークシート形式
 合格率約30〜44%
 難易度多くの分野から出題されるため難易度はやや高い
 受験料(資格取得費用)19,370円(税込)
 独学可能か受験資格を満たすために養成学校に通う必要がある
【アンケート調査結果】社会福祉士を選んだ理由や取得者の声

社会福祉制度や様々な障害や心理を学ぶことができるため

引用元:自社アンケートより

どんな福祉職にも必要とされる資格だから

引用元:自社アンケートより

人と関わる仕事はAIが発達しても必要だと思うから

引用元:自社アンケートより

社会福祉士に関しては施設相談員または病院にて医療ソーシャルワーカーとして働くことも可能であるため今後伸びる国家資格だと思います

引用元:自社アンケートより

社会福祉士の資格を取得すると、福祉や医療に関する相談援助の専門家として国家資格を有し活動することが可能です。

社会福祉士は生活相談員やソーシャルワーカーとして働き、病院や福祉施設、学校などに勤務します。

主な仕事内容として、病気や障害などの理由により日常生活に支障がある方の相談に乗り支援を行います

活躍の場が豊富にあり様々な場所で働けるため、資格取得のメリットを感じやすい資格といえるでしょう。

【3位】介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネージャー)

ケアマネージャー
引用:公益財団法人東京福祉保健財団
 受験資格生活相談員などの相談援助業務経験5年

国家資格等に基づく業務経験5年
 試験形式マークシート形式
 合格率約19%
 難易度受験資格を得るための実務経験をクリアする難易度が高い
 受験料(資格取得費用)13,400円(税込)
 独学可能か独学可能
【アンケート調査結果】介護支援専門員実務研修受講試験を選んだ理由や取得者の声

少子高齢化により、医療、福祉への需要は高まっており、煩雑な医療事務や医師を補助するクラークの果たす役割は大きくなっていること、介護を必要とする人も増加し、介護職への期待も増大している

引用元:自社アンケートより

介護も医療もどの資格も需要があるかと思いますが、その中で高齢化社会が進む中で、介護職の資格は需要があると感じた

引用元:自社アンケートより

医療業界で必要だと考えられるからです

引用元:自社アンケートより

医療系、介護系はいつになっても需要があると思います

引用元:自社アンケートより

介護支援専門員実務研修受講試験はケアマネージャー試験とも呼ばれ、介護保険のサポートをするケアマネになるための試験です

ケアマネになるとケアプランの作成やサービス事業者との調整を担い、施設や民間企業、地域包括支援センターなどに勤務します。

利用者がスムーズにサービスを受けられるように調整に入ったり、施設に入所する方の介護に関する業務を行うケースもあります

活躍の場が豊富にあり様々な場所で働けるため、資格取得のメリットを感じやすい資格といえるでしょう。

【4位】介護職員初任者研修

 受験資格なし
 試験形式選択式と記述式
 合格率講義をしっかり聞けば、ほぼ100%
 難易度易しい
万が一落ちても追試制度あり
 受験料(資格取得費用)4万円〜10万円程度
 独学可能か講義を受ける必要あり
【アンケート調査結果】介護職員初任者研修を選んだ理由や取得者の声

なくてはならない。確実に需要がなくなることはないと思うから

引用元:自社アンケートより

高齢化社会に必要な人材だから

引用元:自社アンケートより

どこも人手不足で持っているもすぐに働き口が見つかるから

引用元:自社アンケートより

高齢化が進んで介護職の需要が増えていくと思うから

引用元:自社アンケートより

介護職員初任者研修は、介護職のキャリアスタートとして基本になる知識や技術を習得する研修です。

約130時間の講義と演習の研修受講と、修了試験に合格することで資格を取得できます。

洗濯や料理などを行う生活支援と、利用者の食事や入浴などをサポートする身体介護に関する基本的なスキルを身につけられます。

介護職員初任者研修を取得するとどの職場でも介護職員として働けるようになるため、需要の多い資格といえるでしょう。

【5位】介護職員実務者研修

 受験資格なし
 試験形式終了試験の義務はなし
 合格率
 難易度受講すれば合格できる
 受験料(資格取得費用)初任者研修取得者:8〜13万円程度
無資格者:10〜15万円程度
 独学可能か講義を受ける必要あり
【アンケート調査結果】介護職員実務者研修を選んだ理由や取得者の声

高齢化社会の日本なので、これからどんどん需要が出てくると思うのが理由です

引用元:自社アンケートより

介護の需要は増えているから

引用元:自社アンケートより

高齢化で、介護の人手が必要となるから

引用元:自社アンケートより

介護系はいつになっても需要があると思います

引用元:自社アンケートより

介護職員実務者研修は、介護職としてステップアップを目指すのに必要な資格です。

介護福祉国家試験を受験するために必須の研修で、訪問介護事業所におけるサービス提供責任者になることができます。

トータルで450時間の研修(介護職員初任者研修を含む)により、実務経験のみでは学べない知識や技術を習得することが可能です

平成24年の法改正によりニーズの多い「たん吸引」や「経管栄養」を行えるため、就職や転職に有利になる資格といえます。

学生向けの就活で需要ある資格ランキング

学生が就活の際に需要のある資格

ここでは、学生向けの就活で需要ある資格ランキングを紹介します。

資格名アンケート集計データ
TOEIC18.3%
自動車普通免許14.7%
簿記14.7%
ITパスポート試験6.7%
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)6.4%

学生向けに需要のある資格の共通点として、社会に出た時にすぐに役に立つ資格であることが挙げられます

学生向けに需要のある資格の共通点として、社会に出た時にすぐに役に立つ資格であることが挙げられます。

また応用の効くスキルや知識でもあり、キャリアアップを見据えた資格が多いですね。

実務経験がない状態での就活になるため、いかに自分に能力があるかをアピールする目的が伺えます。

【将来性】10年後も需要のある資格ランキング

ここからは将来性を踏まえた上で、10年後も需要のある資格ランキングを紹介します

資格名アンケート集計データ
自動車普通免許29.6%
TOEIC16.5%
簿記6.4%
税理士6.4%
宅地建物取引士6.2%

10年後も需要のある資格として、生活や仕事に必須である資格が選ばれています。

グローバル化やAIの台頭なども踏まえて、10年後も残っている仕事として考えられた資格です。

今現在の需要とほぼ変わらない結果となり、堅実な資格が好まれる傾向にあります。

需要のある資格とはどんなもの?

ここからは、需要のある資格の特徴について解説します

特徴を理解しておくことで、職種にとらわれない汎用性の高い資格の特徴が分かります

どの資格にしようか迷っているようなら、読み進めていただき比較の際の参考にしてください。

どんな業界でも使える資格

資格取得を考える際にどんな業界でも使える資格を選んでおくと、就職時や転職時のキャリアチェンジに役立ちます。

時代の背景もあり一生同じ仕事をするとは限らないため、他業界に転職した時でも持ち運べる資格が重宝されるでしょう。

生活する上で欠かせないFPや簿記などのお金に関連する資格や、仕事やプライベートに役立つ自動車普通免許などが挙げられます

また流行り廃りのない定番といえる資格であれば、長期に渡り仕事に活かすことが可能です。

業務独占資格である

業務独占資格であれば資格取得者のみが行える業務のため、需要の高い資格として引き合いが多くなります。

具体的には社会保険労務士や税理士、行政書士などの資格が挙げられます。

資格がない人が業務を行った場合は法律違反になるので、資格を取得するだけでライバルが減る状態を作り出すことが可能です。

ただし専門的な知識やスキル、法律への理解が必要になるため、受験資格が設けられているものもあります。

また業務を独占できる反面、資格の取得までは難易度が高い傾向にあるので、しっかりと試験対策を進めることが重要です。

就職・転職の時に使える

就職や転職に使える資格は、履歴書に書くことができて選考に有利に働くものもあります。

外資系企業や英語を使用する仕事に必要な資格として、TOEICが挙げられます。

応募条件に資格の保持があれば、資格があるだけで1段階選考をクリアすることが可能です

そのため専門性の高い職種に多く、税理士資格や簿記資格などが挙げられます。

また資格を保有していると一定のスキルがスキルがある証明になるため、特に転職の際に有効です。

その業界で必須な資格

需要の高い資格として、その業界で必須な資格は重要視されます

具体的には宅地建物取引士や、社会福祉士国家資格などが挙げられます。

実務経験が浅くても資格があることで、異業種へのキャリアチェンジを実現することも可能です。

また業界の中で専門性が問われ、取得の際に実務経験が必要な資格もあります。

介護福祉国家資格のように、就業期間3年以上や従事日数540日以上の実務経験が問われる資格も存在します。

需要のある資格を選ぶポイント

ここからは、需要のある資格を選ぶポイントについて解説します

ポイントを理解すれば、需要のある資格を選びやすくなります

勉強途中で後悔してしまうことがないように、よく読んで参考にしてください。

仕事に活かせるか

需要のある資格を選ぶポイントとして、取得後仕事にどのように活かせるのかを確認しましょう

せっかく時間をかけて取得した資格も、実際の仕事に落とし込めないと意味がありません。

専門知識やスキルを学ぶことで、仕事の質や成果につながる資格を選ぶと良いでしょう。

また資格を取得するだけでが目的ではなく、その先の収入アップやキャリアアップ目標を達成できるようにすることが大切です。

一生モノの技術に繋がるか

資格を選ぶ際のポイントとして、一生モノの技術に繋がるかどうかもよく考えましょう

例えば税理士や行政書士などは、独立開業の際にも役立つ仕事です。

定年のある会社員と違い何歳まででも働けるため、資格を生涯にわたり活用することができます。

安定したキャリアプランを考えているのであれば、一生モノの技術に繋がるかも考慮しましょう。

就職・転職でアピールできるか

就職や転職でアピールできる資格かどうかも、大切なポイントです。

よく耳にするからと安易に資格を手にしても、どのように就職活動時にアピールすれば良いかが分かりません。

自分が進みたい業界に必要とされる資格や、他の志望者とどうすれば差別化を図ることができるかを考えるのが重要です

OB訪問などで実際に志望業界で働いている人から、どの資格があるとアピールできるかを聞いてみましょう。

需要のある資格に関するよくある質問

ここでは、需要のある資格に関するよくある質問をFAQ形式で紹介します

多くの方が疑問に思う質問なので、よく読んで参考にしてください。

資格に関する情報を整理して、しっかりと検討してから決めることが大切です。

これから需要が高まる仕事はなに?

これから需要が高まる仕事として、人材不足の中でもAIや機械には代わりが務まらない仕事が挙げられます

具体的には人と人がコミュニケーションを取る仕事であったり、クリエイティブな発想が求められる仕事です。

そのため医療系や介護系の資格、カウンセラーなどの資格、ITやWEB系の資格などの需要が高まることが予想されます。

進化のスピードが速く10年も経つと多くのことが変化するので、時代の流れに注視しながら選択していきましょう。

40代になっても役に立つ資格は?

40代でのキャリアアップでは知識や経験、人間性などを中心に評価として見られます。

また40代から資格取得に挑戦するのであれば、転職や独立に直接役立つ専門的な資格が良いでしょう。

FPや社労士などこれまでの業務経験を活かせる資格だと、資格勉強にも取り組みやすくなります。

どんな資格が今後の社会で役に立つのかを常にチェックしておくと、転職を有利に進めることができます。

持ってるとかっこいい資格はある?

資格はかっこよさよりも実利で選ぶ方が実用性が高いですが、最新の資格を保有していると注目される確率は上がるでしょう

  • こども家庭ソーシャルワーカー(2024年新設予定)
  • ドローン操縦ライセンス国家資格制度(2022年新設)
  • 愛玩動物看護師(2023年国家資格化)

キャリアアップや転職には活かせないかもしれませんが、周りの人が持っていない資格を目指すという手もあります

資格を勉強してみて、本業での話のネタに使うと良いかもしれません。

需要のある資格の多くが仕事や生活に活用できるものばかり!

この記事では、現役社会人が考える需要ある資格ランキングについて解説しました

1位〜10位は以下の通りです。

  • 【1位】自動車普通免許
  • 【2位】簿記
  • 【3位】TOEIC
  • 【4位】TOEIC
  • 【5位】宅地建物取引士
  • 【6位】FP技能検定(ファイナンシャルプランナー)
  • 【7位】税理士
  • 【8位】公認会計士
  • 【9位】社会保険労務士
  • 【10位】社会保険労務士

また医療・福祉系の職業におすすめなランキングも紹介したので、参考にしてください。

  • 【1位】介護福祉士国家試験
  • 【2位】社会福祉士国家試験
  • 【3位】介護支援専門員実務研修受講試験
  • 【4位】介護職員初任者研修
  • 【5位】介護職員実務者研修

資格を役立てるためには、需要のある資格についての理解を深め、選ぶポイントを理解しましょう。

資格の取得には時間やお金といった大切なリソースを使うため、後悔しない選択が大切です。

よく読んで参考にしていただき、今後のキャリアプランに役立てましょう。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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