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 暗闇に立つ偶像 |
お昼の番組でやってましたが
今日は司馬遼太郎の命日だそうです。
司馬遼太郎といえば
坂本龍馬という武士を
幕末のヒーローに格上げした小説家ですね。
司馬遼太郎が書かなければ
坂本龍馬なんていう人物は
日本人の多くが知らなかったわけです。
巷では今「龍馬」ブームなのだそうですが
まあ・・・混迷する社会情勢の中で
「ニッポンをなんとかせにゃー」
と改革を熱望する人が増えれば増えるほど
破天荒で真っ直ぐな一人の武士に
やるせない思いを託したくなるのでしょう。
おそらく・・・というか確実に
僕も含めて大多数の日本人が頭の中に描く
そんな「坂本龍馬」像とは
司馬遼太郎が小説の中で描いた
フィクションがもとになってますよね。
歴史的な史実と
小説の中の主人公が
うまく融合しあって
「坂本龍馬」
という改革の志士の偶像を作り上げているのです。
そういう意味で
司馬遼太郎という作家の筆の力は
凄いなぁと思います。
・・・でも
僕はいまだかつて
一冊も司馬遼太郎作品をきちんと読んだことはなく・・・（笑）
あ〜…
坂本龍馬の話ではないですが
しかもテレビですが
過去に”功名が辻”を大河ドラマで全話見ましたね。
（仲間由紀恵が出てたから・・・というだけですが 笑）
…とまあ、そんなわけで
僕の中にある坂本龍馬像とは
ほぼまちがいなく
いや確実に
テレビで武田鉄矢が熱く語る龍馬像なのです（爆）
文学的志向のレベル、低いですかね？（＾＾；）
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| 2010/02/12 14:36:48 |
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