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「期末テストアンケート」を集計してみました。
　
　
「伸びた」子と「伸び悩んだ」子に分けて
それぞれの項目の回答を比較してみました。
　
　
☆期末テストを意識したのはいつ頃か☆
　
『伸びた子』
　中間テスト後－－「35％」
　テスト２週間前－「41％」
　テスト１週間前－「24％」
　
『伸び悩んだ子』
　中間テスト後－－「27％」
　テスト２週間前－「27％」
　テスト１週間前－「36％」
　その他－－－－－「10％」
　
　
☆テスト準備にかけた期間☆
　
『伸びた子』
　テスト範囲が配られる前から－「71％」
　テスト範囲が配られてから－－「24％」
　テスト直前３日くらい－－－－「5％」　
　
『伸び悩んだ子』
　テスト範囲が配られる前から－「50％」
　テスト範囲が配られてから－－「50％」
　
　
まあこの結果を見ても明らかなように
伸びる子っていうのは意識も行動も早いのです。
　
特にテスト準備にかけた時間が圧倒的に長い。
　
塾が
「テスト対策週間」
と掲げたのは11月８日。
その瞬間からぐっと意識を傾けた子たちは
それなりに成果を出しています。
　
ん？
でも結構見た目にも塾で頑張っていたのに
伸び悩んだ子もいるなぁ。。。
　
じゃあ差がついたのはどこだろう？
　
　
というのを分析してみたのが
次の質問の回答。
　
　
　
☆どのような勉強をしましたか？☆
（自分の努力を具体的に箇条書きで）
　
　
『伸びた子』の回答をまとめてみると…
　
・塾のプリントや学校のワークを繰り返しやって
　わからないところを教科書で調べることを繰り返した。
・ルーズリーフに要点をまとめ
　特に重要なところは赤ペンで書いて重点的に勉強。
・オレンジペンと赤シートでひたすら暗記した。
・自分で問題を作って解いてみた。
・英文を書きまくった。数学の計算をしまくった。
　
　
『伸び悩んだ子』の回答をまとめてみると…
　
・プリント
・提出物
・単語帳
　
　
違い、分かりますか？
　
分かりますよね。
　
両者とも同じことをやっていたはずなのに
自分の学習に対する具体性が
まったく異なるのです。
　
努力を具体的に表現できないということは
つまり記憶に残ってないということ。
　
勉強の時間を費やしただけで
そこに自らのやり方に対する
「具体性」がないということ。
　
ハッキリ言っちゃえば
「言われたままやってる」
とも言い換えられる。
　
　
依存心だね。　
　
　
この違いだね。
　
　
　
それにしても今回の期末テスト。
　
”塾依存”から”自学力”へのシフトチェンジが
うまくできたような気がします。
　
今回のアンケートも
「できた！」
と答えた科目を多く持つ子の方が
比率高かったですからね（＾＾）　
　
僕が普段生徒に伝えていることは
決して間違いじゃない！
　
そう確信も持ちました。
　
　
塾は「依存」するものじゃなく
「利用」するものだということ。　
　
　
まだまだ修行が足りないものは
これから鍛錬しなきゃいかんね。　
　
　

　
　

　
　　
　

2010/12/03 14:33:19