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庄内通校 |
白藤 和成 |
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庄内通校
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先が見えなきゃただの自己満足 |
「順位上がった!」
「偏差値上がった!」
「あぁやっちゃった……」
受験生たちは日々のテストで
喜んだり悔しがったり。
そんな声が、小さな教室の中で飛び交うわけだ。
……で、
「やったねー!」「次は頑張ろう!」
なぁんて言ってる自分の脳裏では
こんな思いも連鎖して発生している。
「……で、その先に、君は何か見てる?」
順位を上げることや
偏差値を上げることは
勉強の目的ではない。
うちの塾の運営目的ですらない。
そんなものに翻弄されることが勉強なのだとしたら
即刻逃げ出した方が健全だ。
生徒にとっても
塾長である僕にとっても
成績アップは「手段」にすぎない。
目的を果たすための手段のひとつ。
成績を上げることを「目的化」した塾なら
腐るほど巷に溢れている。
しかし残念ながら、その先が見えない。
何のために成績あげるの?
何のために上位高校狙ってんの?
何のために大学進学を模索してるの?
……要するに、君は何を目指して日々過ごしてるの?
自己満足だけ?
目的のない自己満足にどっぷり浸かった挙句
自分を見失ってしまう高校生は悲劇だ。
だから僕は、
「順位が上がった」
の先が見えているかどうかが大事だと思っている。
昨夜、中3の受験生が一人遅くまで残って勉強していた。
将来なりたい職業について、散々僕に語った。
相当時間が遅くなっていたので
さすがに早く切り上げようとオチを言っても
生徒の方が話が止まらない。
「そのためにはどうすればいいのかな?」
「今目指してる高校で、その先大丈夫かな?」
「もし第一志望がダメでも、その仕事に就けるかな?」
この子は、間違いなく「その先」を見ている。
こういう子が、勝ちだと思う。
うちはこういう塾だと思う。
価値を見出すポイントが、
裏のお山のテッペンではなく
もっと視点の高い空間だってこと。
さっきの彼は
成績トップで踏ん反り返ってるようなやつより
憧れや目的を持って目の色変えて
苦労して勉強している仲間にこそ
尊敬の思いを抱いている。
そんな仲間がいるからね〜、うちの塾には。
僕にとって、成績アップとは
生徒を導く手段のひとつなのだ。
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2013/10/03 12:47:54 |
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