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庄内通校 |
白藤 和成 |
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Exit Strategy(イグジット・ストラテジー) |
”諦めない気持ち”というのは大事です。
ただ「何事も」という修飾語を付けるかどうかというと・・・
僕はそうは思わない。
たいていの熱血指導者は
「最後まで諦めるな!」
と何でもかんでも押しまくるのが常。
でもね、
「諦める勇気」
も同じくらい大事だってことさ。
撤退する勇敢さは
前進するひたむきさよりも
何倍も論理的な思慮を必要とする。
明らかに崩壊寸前の危ない橋を
「諦めるな!最後まで渡るんだ!」
と言うのって多分・・・
激励じゃなくて”拷問”だよね。
物事の「可能性」ってもんを
精神論や根拠のない期待じゃなくて
冷静な頭脳で判断できるようにしないと
とんでもない事故を起こしかねない。
でも「諦めちゃダメだ」と
熱血指導者に言われ続けた子どもたちは
諦めること=悪、恥、最低
と思い始めて、無謀な夢を追い続ける。
その結果、壊れかけの橋の上で
「だって行けって言われたもん」
「行かなきゃ怒られるもん」
と思考停止して歩き続ける
”純粋まっすぐさん”
へと変貌を遂げる。
こうなると大変。
結果、上手くいけばいいが
案の定上手くいかないと
いとも簡単に挫折する。
失敗から学び、次に生かすなんて
崇高な教育すら出来なくなる。
僕がいつも受験生に言うのが・・・
「第一志望はどんなに夢見てもいい。
茨の道でも高い目標でも
好きに持てばいいし
むしろそうであって欲しい。
チャレンジャーになって欲しい!
でもその分”滑り止め”こそ慎重に
現実を見据えて
将来そうなるかもしれない自分を想像して
決めなきゃいけないよ!」
何事も進路決定に大切なのは
”Exit Strategy”(イグジット・ストラテジー 出口戦略)
脱出経路をいかに確保するか。
ほんとにこれが大切だよね。
(とある方へのアンサーブログです)
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2011/10/12 16:42:24 |
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