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庄内通校 |
白藤 和成 |
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庄内通校
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よく分かる解説はダメ。 |
「個別で5人クラスってどうやって教えてるんですか?」
「質問に振り回されませんか?」
…ってたまに聞かれるのですが
質問に振り回されるような指導は
最初からしていないのです。
経験の浅い講師がやっちゃうのが
「よく分かる解説」
解けない問題を質問されて
講師が必死になって
前提から最後の答えまで
ホワイトボードにビシっと
書いちゃうんですね。
だからそれやってる間に
次から次へと
「僕もわかんなーい」「こっちも教えてー」
となって翻弄されちゃう。
すると質問待ちの生徒が出ちゃうから
だんだん集中力が途切れて
そのうち騒がしくなる…
なんかまるで
生徒に指示されて
講師が勉強してるみたい。
1:5じゃなくて、5:1のクラスになっちゃう(笑)
完全にNGだよね、これ。
だから庄内通校では
そんな指導にならないように
僕の監視の目がギラギラしています(笑)
グループクラスの経験を踏んだ講師は
指導の大半がキーワードのみ。
「この図形問題どうやって解くのー?」
と聞かれて
いきなりボードに図を描いて
丁寧に説明するのは
生徒の依存心を高めるだけ。
だから…
「合同な三角形を作るための補助線が一本必要。
さあ、どこかなー?」
みたいな感じで、絶対に答えは言わない。
それらのキーワードをつなぎ合わせて
答えを導くのは生徒のお仕事。
そのキーワードがつなげるかどうかが
そのままその生徒の理解度であり
できなきゃ、基本に立ち戻るしかない。
どこに戻るべきかも自分で考えさせる。
違うページを開けば
「そこじゃない!」
と指示してあげる。
絶対に安易に答えを言わない。
敢えて言うなら
”よく分かる解説”はしない!
だから不思議な事に
人数の多いグループクラスの方が
講師がおとなしいんですよ。
マンツーマンクラスとはそこが違うのです。
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2009/05/02 13:33:46 |
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