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庄内通校 |
白藤 和成 |
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親の敷くレール |
今の僕の仕事は
親の抱いてきた期待とは
まったくかけ離れたものです。
よくうちの母親が言ってました。
それは僕自身もよく分かっています。
高校進学までは
なんとなく親の思いと一致していた気がします。
でも、大学、就職…
かなり親の期待を裏切ってきました。
親がある程度敷いたレール。
親が期待するレール。
僕はそのレールを拒み続けました。
それとは違う道へ…
そこから遠い世界へ…
そう思いながら今のステージを迎えました。
でも、最近になって思うのです。
あのレールがなければ、今の自分はないと。
「子どもの将来は子どもに任せる」
もしうちの親がそう思い込んで
レールを敷かないでいたら
そこから抜け出そうとする主体性は
育たなかったかったかもしれない。
踏み外す度胸も生まれなかったかもしれない。
方角の分からない荒野で
立ちすくんでいたかもしれない。
うちの親が読んだら
「あんた他人事みたいに言いなさんな!」
って怒りそうですが…
子どもは決して
親の思い通りにはならないもの。
でも、親が強く思わなきゃ
子どもは本気で歩まない。
そして
親の思いとは違う方向に歩み始めたとしても
それは親の思いがあってこその決心。
間違った方向でないのなら
それをそっと支えるのも親の役割。
自分が親になって
塾で仕事をし始めて
たくさんの親子に接してきて
そう思っています。
昨年、実家に帰った時の会話。。。
母:「いや、あんたが『塾を始める』って言い出したとき
正直ビックリしたわ…」
僕:「なんで?」
母:「私も若い頃、仲間とやってたんだよ。
”数学の塾”…
結局同じような道行ったねー、あんたは…」
地域の公民館みたいなとこで
100人くらい集めて一斉指導してらしい。
初耳でした。
この仕事の先輩でした(笑)
母:「体が資本の仕事だから、気をつけて頑張りなよ。」
どんなに
親の敷いて来たレールを
逸れても逸れても…
所詮、親の掌の上で生きているのかな?
息子って…(笑)
※ちなみに母は”連立方程式”が嫌いだったらしい(爆)
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2009/05/22 15:33:19 |
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