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庄内通校 |
白藤 和成 |
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実はいちばん単純 |
中1が英語を習い始めて
しばらくすると
『三人称単数現在』
という文法に頭を悩ませます。
I know you. → He knows you.
のように、主語が三人称単数だと
動詞の語尾が変化(-s)するというやつ。
日本語にはないですよね、これ。
例えば
『私は知っている。』
という文章の主語が”彼”になったら
『彼は知っている”ず”。』
とかに変化したら
メッチャ困りますよね(笑)
でも英語はそれが普通。
「だから英語はメンドクサイ」
とか言われちゃうのですが・・・
英語以外のヨーロッパ言語なんて
主語の人称だけじゃなくて
性、数によっても語尾が変化しちゃうし
名詞につく冠詞(英語の”a”とか”the”の仲間)ですら
人称、性、数などによって変わりますからね(^^;;)
僕は大学の第二言語で
ドイツ語を取ってましたが
正直、死ぬかと思いました(笑)
うちの講師でフランス語取ってた講師も
「なんじゃ?この言語はー!」
とテキスト叩き付けて怒りまくってましたからね(笑)
英語もずーっと大昔は
他のヨーロッパ言語と同様に
動詞の語尾変化はもっと複雑だったのですが
時代が移り代わり
段々進化を遂げて
「三人称単数現在の場合、動詞に-sが付く」
だけに単純化されたんです。
そう、文法を複雑にしているというより
むしろ単純化された結果の名残なんですね、ある意味。
…そう考えると
英語圏以外のヨーロッパ人にとって
英語なんてラクチンな言語なんでしょうね?
日本人にとっては
三人称単数現在なんて
全くもって意味不明な文法ですけど。
どうせ長い歴史の中で単純化してきたのなら
あともう一息がんばってくれれば
日本の中学生はハッピーだったのにね(笑)
まあ、日本語の動詞の活用も
ヨーロッパ言語の動詞に勝るとも劣らず
複雑だと思いますが…
五段活用だの、サ行変格活用だの
未然形だの、連用形だの…
敬語とかもあるし(^^;)
そう考えていくと
英語の文法って単純だと思えてしまう。
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2010/01/11 20:26:54 |
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