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庄内通校 |
白藤 和成 |
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考える道筋 |
どの科目にも共通していることですが
例えばある分野の基礎知識の弱い生徒が
「この問題教えてー」
と質問に来て
「これはこうやって解くんだよー」
といきなり解法から入るのは
極めてナンセンスだと思うのです。
だって、その子は
その解法の裏にある基礎知識が
蓄積されていないわけだから
解法の解説なんて聞いたところで
ピンと結びつくものが何もないわけ。
「え・・・それどーゆーこと?」
「だからこれはぁ〜」
という平行線が暫く続き
「わからない・・・」
の積み重ねとなる。
なので僕の場合は
まず生徒から質問を受けたら
その問題をよく読んで
内在する基礎知識を汲み取り(←生徒はここが分かってない)
「あ〜、、、じゃあ”○○の定理”について復習しようか」
と、簡単な復習タイムが始まる。
それが数学の「円」の問題なら
円周角の定理や
内接する四角形の性質
はたまた三角形の角度の性質まで
あらゆる復習が始まる。
するとその復習をしているうちに
「あ!さっきの問題、分かったかもしれない!?」
と突然問題に取り掛かり始めたりする。
僕はなにもその問題の解説をしていないのにね。
”考える道筋”って
つまりこういうことなんだと
最近特に実感しています。
・・・あ、でもある程度基礎知識がある子には
これは逆効果になるかも。
だってそういう子は
知識がないんじゃなく
「使い道」がわからないだけ。
そういう場合はできるだけ的を絞って
解説するだけでOKですけどね。
うちでは毎月テストをしていますが
その辺りの判断基準にもなってますね(^^)
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2010/07/20 22:27:53 |
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