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 宿題に逃げるな！ |
今日生徒にした話をちょっと。
僕はあまり宿題を出しません。
毎月自宅に一ヶ月の課題問題は送ってますが
そこに集約されていると言ってもいいでしょうね。
小学生には授業で適量出すのですが
中学生以上になると毎回宿題ってのは
ほとんどないことです。
その理由はというと
「宿題に逃げる」
から。
「あーもうわかんねー、宿題にしていい？」
「ここちゃんと宿題でやってくるから、もう終わっていい？？」
宿題というブラックボックスに逃げ込んで
その場を凌ごうという行為が
非常に嫌いなのです。
で、そういう子がやってくる宿題ってのは
たいてい塾の始まる数時間前に
慌てて書き込んでたりして。
つまり宿題が形骸化するわけです。
保護者の方に
「うちの塾、ちゃんと勉強させてます！」
っていうアピールのためだけみたいになってて
肝心の当事者はまるで片手間の仕事のように片付ける。
それはどーなの？・・・と思うのですね。
いや、そんなことない。
宿題はちゃんと
自宅学習としてしっかりやってきます！！！！
・・・という子ももちろんいるでしょう。
でもそういう生徒は
特にこれと言って指示されなくても
自分から宿題を作り出して
自分で処理してやってきます。
その日解けなくて悔しかった問題とか
何度も書けない単語とか
次の授業までになんとか覚えてきたりします。
それは自ら作り出した立派な「宿題」です。
次の授業の時に
「この前解けなかった問題さぁ、家に帰ってからこんな勉強したよー」
と言ってくれる事の方が
一時間前のやっつけ仕事をハイって出されるより
僕にとっては数倍うれしいことで
数百倍意味のあることなのです。
宿題を出されないと勉強しない・・・
宿題を出されなきゃ何やっていいかわからない・・・
そんなマニュアル人間に育てる気は毛頭ありません。
宿題で管理されるのは小学生まででいいでしょ？
逆に言えば
中学生にもなって
宿題で管理されなきゃならん子は
小学生レベルだということ。
宿題に逃げ込んで問題解決を先送りするくらいなら
塾の中で全部解決して家に帰れっっ！
他では知らんけど、うちではそういうこと。
…だからうちは「自習フリー」だったりするわけ。
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| 2010/09/22 22:08:37 |
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