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白藤 和成 |
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2011/12/31 |
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僕らの120日間戦争(2) |
待合室でどれだけ待ったかなんて
全く覚えてません。
ただ、息子が退屈にならないように
ケータイでアンパンマンか何かの画像を
ずーっと見せていたことだけ覚えてます。
行き交う人たちの声に混ざって
僕の名前を呼ぶ声がしました。
「中に入ってください」
ということで、
息子の手を引いて救急治療室へ。
何名もの救急搬送患者が横たわる部屋の
一番奥に連れて行かれると
診察をしたと思われる女医さんが
コンピュータの画面の前に立っていました。
モニターには、なにやら画像が映っている。
「ご主人ですか?」
「はい」
「今、奥様の状態を検査しましたが・・・」
「はい」
・・・なんなの?なんなの???
「脳梗塞です」
「・・・はい」
…そんなの、”はい”としか言えないっしょ(・ω・;)
モニターに映る画像は
脳の血管の断層写真のようだ。
とりあえず冷静に事情は飲みこんだ。
こういう事態における自分の冷静さに驚いた。
間もなく、ひと通りの応急処置が終わったらしく
ベッドに横たわる妻の横に連れて行かれ
症状の具体的な説明を受けた。
右半身の麻痺状態だった。(右片麻痺というらしい)
医者の説明によると
どうやら運動機能を司る部分の血管が
梗塞を起こしたらしい。
数年前にうちの親父が同じ病気を患い
似たような説明を受けたので
だいたいのことは理解できた。
しかし、、、その後に医者に告げられた言葉に
思わず返す言葉が出なかった。
「最悪、歩けなくなるか、寝たきりになるかもしれません。」
・・・
・・・
・・・え?(・ω・)
・・・
・・・
・・・続く(・ω・)
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2011/12/13 22:06:30 |
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