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庄内通校 |
白藤 和成 |
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「読解」とは「読書」ではない |
塾において
特に中学生に対して
国語の読解力を語る際に
『本をたくさん読みなさい。』
は反則だと思います。
・・・だって
塾の目的は
「国語のテストの読解問題が解ける」
ようになることであって
「小説を読みこなす」
ことじゃないから。
書店で売ってる小説に
「読解問題」
が添付されているなら別ですが・・・
そんなわけないでしょ?(←そんな小説、誰も買わんし 笑)
しかも国語のテストの長文問題なんて
なんかの作品の「一部抜粋」なわけで、
その物語の全体にわたる背景とか世界観とか
前後にある展開とか
まったく分からずに読まされるわけです。
簡単に言えば
連続ドラマの”第3話”だけ見て
『主人公のこのときの感情は?』
…って問われるのです。
そもそも何のドラマなのか…とか考えてる場合じゃない。
ということは
読書しながらよく思う
「あーそうだよねー」
「うんうん、わかるわかる」
「へぇ〜、こいつこんなこと考えるんだ・・・」
みたいな”感情移入”は必要ないわけです。
そうじゃなくて
物語なら物語の
論説文なら論説文の
『ルール』
ってやつを意識するだけなのだよ。
それと”言葉の知識”。
まあいわゆる読書が役に立つのは
この語彙力の増強なんじゃないかな?
つまり「国語の勉強」ってのは
読書によって身につくのじゃなく
むしろこの先、他人の書いた書物が
ちゃんと読み取れるようになるための
『著作の法則』
を学ぶ学科だってことさ。
そしてテストではその
『著作の法則』
が問われている。
・・・ってことね。
ちなみに「読書」は小学校低学年のうちが勝負だと思う。
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2011/03/10 22:00:57 |
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