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白藤 和成 |
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ぬるま湯じゃないのよね〜 |
…で、なんで4月テストの
Aグループ残留ボーダーを
「前回のテスト×90%」
にしたかというと・・・
『全県模試の偏差値と総合得点の関係』
(2010年第一回の中3の結果より)
総合得点 ― 偏差値(概数)
450点 74
425点 70
400点 67
375点 64
350点 61
325点 58
300点 55
275点 52
250点 49
225点 46
200点 43
― まず総合得点「350点以上」の場合
得点を10%ダウンさせるということは
上の表でいけばだいたい2段分くらい下げることとなる。
つまり偏差値ランクも6〜7前後下がることとなる。
例を挙げるならば、
「向陽レベル」を狙ってた子が
「松蔭レベル」に照準が変わるという感じかな?
(※レベルとは、あくまでも”偏差値”の話ですから誤解のないように)
これは誤差とか、調子の良し悪しを超えた
”勉強に対する気持ちの甘さ”を
強烈に指摘せざるを得ない段階でしょう。
それくらいデカイことなのです。
ダウン率が前回比5%程度であれば経過観察の範囲ですね。
― 次に総合得点「300点前後」の場合
10%ダウンはちょうど1段下に落ちるイメージですね。
このクラスの子たちの偏差値3〜4の変動は大きいです。
何しろこのクラスはヒシメキ合ってる状態なので
アタマひとつ抜け出すには下に下げるわけには行かない。
というわけで、どのレベルにしても
「マイナス10%」
という指標には僕のそういう思いがあるのです。
ちなみにAグループ残留の限界値は「200点」です。
この数値を下回ればいかなる理由があろうとも
Aグループ残留はできません。
「え?そんなに低い点数でいいの?」
とお思いでしょうが、これにも理由があります。
この偏差値43と言うのは
一般入試においては超危険な数値です。
ここまでになると高校選択が非常に厳しく
私立の単願推薦でさえ選択肢が危うい状況になるはず。
しかも当の本人は
劣等感の塊になっている可能性が高い
いろんな意味で危険なエリア。
なので、とにかく
ガムシャラに這い上がる気持ちを
持たせなきゃいけません。
点数アップ・勉強方法…などいうテクニックじゃなく
もっと意識や目的といったケアが大事な子たちです。
…でないと、本人がそこで諦めて終わっちゃう。
周囲からも自分の内面からも
劣等感ばかり育てられてきた子たちに
「自分にもできるんだ!」
っていう希望を持たせてあげたいからこそ
僕は切り捨てることは絶対にしないのです!
そして、Aグループに残留している子たちにも
「こんなもんか」
などと変な優越感を与えないために
残留ボーダーという危機感を与えているのです。
ということで
うちは、あまっちょろい「ぬるま湯塾」じゃないんだよね〜♪
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2011/03/17 22:20:33 |
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