名学館　WEBサイト

　
塾のブログなんて
だいたいのとこ
　
成績上位層の
「今回もよくできたね！」
　
か、
　
成績下位層の
「○点伸びた！」
　
の強調だったりする。
　
　
　
・・・ので、、、
　
　
　
あえてそういうのを封印して
この人たちを対象に書いてみようかなと・・・
　
　
「平均点前後の伸び悩み層」
　
　
ね、いるでしょ？
　
　
　
　
僕はこの層に対しては必ずこういう指導をする。
　
「まずはどれかひとつでいいからな！」
　
　
全部ダメって子はなかなかいないよ。
　
だいたいどれかひとつ
「これならなんとかなるぞ！」
があるもんだ。
　
てか、それを見出すのが
塾屋さんの本当のお仕事だと思う。
　
なぜなら塾屋さんは
「希望を売る商売」
だからね（＾▽＾）
　　
　
例えば・・・
英語、数学が30点、40点しか取れなくても
社会は60点取れるなんて子。
　
だいたいそういう子は
「英語と数学やばーい」
なんて嘆いているわけだが
　
　
「おまえはまず社会なら誰にも負けない点数にしてみろ！」
　
　
とだけ言ってあげる。
　
　
え？それじゃ、社会しかやらないじゃないかって？
　
　
じゃあ逆に尋ねるが
その子に５科目バランスよく勉強できるだけの
素地を作れているのかい？
　
　
ないんでしょ？
　
　
素地も作れてないのにやらせて、やれるの？　
　
　
　
それがまさしく
「富士山の麓でキリマンジャロ登頂を目指す」
ってやつなんだよ。
　
　
できるわけないでしょ？そんなこと。
　
　
　
まずはひとつ。
　
　
　
ひとつできたら、ふたつ。
　
　
　
「社会の次は数学で点数ほしい！平均くらいはとらなきゃ！」
　
　
そうはっきり自分で言えるようになるまで、根気よく。
　
基礎作りってこういうことじゃないかな？
　
「勉強の習慣作り」なんてよく言うけど
具体的な方法論を示せば
こういうことなんじゃないかって思うよ。
　
　
　
これは口から出任せ言っておだてて
生徒のご機嫌とってゴマカしてんじゃないよ。
　
　
実績があるから、自信もって生徒に言ってるわけだ。
　
　
「やる気を出させてください！」
　
ってお母さんからお願いされてるからこそ
やる気の基礎作りを根気強くやっているんだ。
　
　
数学が出来ないから
数学だけマンツーマンでビッシリ・・・　
　
そういう時間ももちろん大事だけど
もっといいところを探してあげて
そこを人一倍伸ばす目も持たなきゃ
子どもはどんどん勉強嫌いになる。
　
　
それで「やる気あんのか！」なんて叱られて　
塾はつまんない場所だと思う。　
　
　
それじゃ困るのだ。
　
　
　
　
時間はかかるけど
こうやって希望というガソリンを与え続けて
やがて本気でアクセルを踏んだときの
エンジンの爆発力をジワジワ蓄えていく。
　
　
こういう指導が
大事なんじゃないかな？
　
　
これこそがある意味「厳しい指導」だと思うよ。
　
　
　
だって、諦めて見逃してくれないんだもん、大人が（笑）
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　

　
　
　
　
　
　

　
　

2012/10/16 23:19:06