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庄内通校 |
白藤 和成 |
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庄内通校
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『虚空裏にくさびを打つ』 |
「これって何か意味あんの?」
「は?意味ないし」
生徒たちを観察していると
”意味がある、意味がない”
という言葉をよく用いることに気づきます。
その頻度たるや・・・呼吸に近いかな?(笑)
意味のあるなしを考慮し
出来るだけ合理的に事を進めること自体は
決して誤りではないのです。
ただ、問題は・・・
意味のあるなしの仕分けを
他人に依存しているということ。
もう散々言い尽くしていますが
「結果、結論」だけを求める姿勢が
最大の問題であるということ。
「これは意味があるからやろう」
「これは意味がないから飛ばす」
これらは本来やってみた上で
自分自身で判断するべきもの。
何もしないうちから
他人に、親に、先生に
判断を依存するものじゃない。
『虚空裏釘楔』
(虚空裏(こくうり)に楔(くさび)を釘(う)つ)
虚空裏、つまり空気の裏側に
楔(くさび)を打ち込むなんて
傍から見たらなんとも無駄なこと。
しかし、そのような
一見無駄に思えるようなつまらないことでも
それが自分に与えられた課題なのであれば
疎かにしてはいけないのですよ。
なぜなら勉強というのは
”自分にとって意味があるから学ぶ”
のではなく
”学んだものの中から自分にとっての意味を見出す”
という探求のプロセスなのだから。
結果はその後にしかない。
〜禅の言葉シリーズ〜(^ω^)…漢文だね(笑)
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2011/06/04 18:56:17 |
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