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| 庄内通校 |
| 白藤 和成 |
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庄内通校
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 『一日不作 一日不食』 |
知識を楽して手に入れようとする人は
決して少なくありません。
もしかしたら
塾に通うということ自体
”簡単に教えてもらえる”
ということが当たり前だと勘違いしている人も
いるかもしれないですね。
「自らの手を用い、繰り返し頭に叩き込む」
そういう日々の努力無しに
カッコイイ問題集だけもらって
見栄えのいい講義だけ受けて
ちょっと頭よくなった気になっている・・・
そんなんじゃダメなんだよね。
・・・・・・・・・
で、昔話。
百丈懐海（ひゃくじょうえかい）という
大変仕事熱心な有名な禅僧がいました。
高齢になっても百姓仕事を休もうとしない
百丈を気遣った弟子たちが
「もう農作業はお止めください」
と願い、農具を隠してしまった。
すると百丈は食事をしなくなった。
それを見た弟子たちが
「なぜ食事をされないのですか？」
と尋ねたところ、百丈が答えた言葉・・・
『一日不作 一日不食』
一日作（な）さざれば 一日食らわず
食べ物と言うのは大切なものだ。
ただ食べればいいというものではなく
日々の農作業という勤労の賜物なのだ。
・・・という戒めですね。
日々の勤労が大切というわけです。
”働かざるもの食うべからず”
なんていう高圧的な言葉とは
まったく異なるレベルの教えですよね。
日々の学習に通じるものですねぇ〜（＾＾）
〜禅の言葉シリーズ〜（畑と鍬が、ノートと鉛筆に変わっただけさ）
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| 2011/06/19 10:10:50 |
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